「6Gと有機材料~特許情報から次世代研究開発を探る~」についてお話しました

最終更新: 3月26日



先日3月18日に日本実装技術振興協会様の定例講演会の企業紹介に当社取締役橋本が登壇いたしました。ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございます。


今回の定例講演会では「ポスト5G/6Gに向けた動きと実装技術」をテーマとして、

・6G(サブ THz~THz)における有機材料に求められる機能

・次世代研究開発のための“技術と特許の羅針盤”としての特許情報の活用


といった切り口で、

ネオテクノロジーの次世代研究開発のための特許情報活用の観点で、

技術革新が反映する特許情報の利活用の具体例を紹介しました。


ご参加者の皆様から多くのご質問をいただきました。

その中でも印象に残ったのは、


“ポスト5G/6Gとビジネスモデル特許の関係は?

ビジネスモデル特許を積極的に取得するべきか?”

というものでした。


どうしてもポスト5G/6Gを実現する技術開発に注目してしまいますが、

“5G/6Gが実現されたら何ができるか”

を思い描くバックキャスティング思考は重要な考え方です。


6Gにおける高度なセンシングやポジショニングにより、

遠隔診療や遠隔スマート農業、完全自動運転などの実現が考えられます。


例えば、リアルタイムに生体情報を計測して異常の予兆を検出して、

医療機関と連携した遠隔診療システムに関する応用特許が考えられます。

保険会社と連携して健康状態に応じた保険料を設定する応用特許も考えられます。

これらを実現するために必要な技術が6Gであるというものです。

これによって、ヘルスケア・医療分野の企業との連携につながるかもしれません。

(もちろん、自社独自技術の特許出願も押さえておきます)


特許情報には社会の変化と、それに伴う技術課題、

そして、課題を解決するための様々な知恵や工夫が表れています。

ネオテクノロジーは未来に挑戦する技術者を支援し、

お客様の新価値創出に役立つ特許情報サービスを工夫してまいります。


これからも、このような機会を通して、

特許情報を活用する具体的な事例をご紹介していきたいと考えております。

どうぞご期待ください。


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テラヘルツデバイス機能配線技術《ダイナミックマップ》


テラヘルツデバイスの特徴の一つは、電気信号を伝える内部配線に金属配線が使われるだけでなく、光を導く導波路も複合的に使われ、しかも、メタマテリアルなどの人工周期的構造の導波路がアンテナや変調などの機能を発揮する可能性が生まれています。つまり、テラヘルツデバイスの配線技術は、テラヘルツ信号の発振や変調、検出などの各種の機能を複合した配線(伝送路、導波路)になる役割を担うようです。単純な信号の伝達だけでなく、インターコネクトや信号処機能を含めた配線技術になる点が特徴だといえそうです。


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