【モータ用インバータ】多様な制御に対応する電力変換装置/共振周波数帯を避ける駆動装置

最終更新: 1月19日

ネオテクノロジーは、モータ用インバータに関する国内特許情報を継続的にウォッチングしています。毎月、その中から技術者に役立つ注目発明をお届けします。



多様な制御に対応するオプションカードが搭載可能な電力変換装置

モータドライブシステムは、アプリケーションによって種々多様なシステムが考えられますが、パワー系は機能別にモジュール化し、制御系はカードにして自由度が上がると多種多様なシステムに組み合わせ自由に対応可能になります。特開2020-09252(住友重機械工業株式会社)は、多様な制御に対応するオプションカードが搭載可能な電力変換装置だと思います。他の特許情報にも故障時の冗長システムなどもありましたが、モジュール化できるとシンプルだと思います。

共振周波数帯を避けて自動で電動機の駆動周波数をジャンプさせる方法

インバータを含む電動機は、その用途から様々な機構構造のものがあり、個々の固有振動数は、周囲の配管などのアセンブル状況によっても変わってきます。

こちらの2件の特許情報は、その共振周波数帯を避けて自動で電動機の駆動周波数をジャンプさせる方法です。


周波数ジャンプ帯域の設定を適切かつ自動で行うことができる複数の電動機組立体を備えた駆動装置(振動センサ1個)(特開2020-099166、株式会社荏原製作所)


共振を防止しつつ、不具合を検出することができる複数の電動機組立体を備えた駆動装置(振動センサ2個)(特開2020-099167、株式会社荏原製作所)

従って、共振振動による騒音や摩耗劣化、破損等を防ぐ大変有意義な特許であると思います。安全性や信頼性は、第一優先ですが、次にある要望は、振動を抑えたスムーズな快適性能にあるように感じました。また、本特許情報は、複数モータを備えた装置であれば応用が利く特許だと思います。

マンスリー特許情報「モータ用インバータ」

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