特許情報から社会課題と技術の関わりを探る  【樹脂材料による自動車軽量化】

最終更新: 4月21日


世界的に深刻化する環境問題。日本政府は脱炭素社会の実現に向けて、2030年までの削減目標を設定すると宣言しました。脱炭素化への取り組みは「経済を成長軌道に乗せる原動力」でもあります。


その一環として、各自動車メーカーでは、環境対策に向けて、ガソリン車・ディーゼル車に代わる電動自動車に向けた新技術開発を多方面から進めています。


先日お打合せした素材メーカー様は、全社横断的に自動車のための材料開発に取り組んでおり、その重要技術の一つが自動車軽量化のための材料技術である、と仰っていました。

電動化を進めるには、パワーユニット開発だけでは重量化と高コスト化が避けられず、

構造材材料の軽量化が非常に重要な課題となります。


そこで、ご案内したのが、自動車軽量化と材料の関わりを最近の特許情報から調査した

ダイナミックマップ【樹脂材料による自動車軽量化】です。


鉄からアルミ、アルミから樹脂、アルミと樹脂の組み合わせなど、

単一素材から素材の組み合わせ(マルチマテリアル)へ、素材改革が進んでいます。

最近の特許情報から自動車軽量化に向けた様々な素材技術の技術動向が読み取れます。


ダイナミックマップ【樹脂材料による自動車軽量化】の技術分類

・樹脂材料への置換

・樹脂材料の複合化

・多孔質材料の使用

・不織布の使用

・樹脂薄層化

・構造設計の工夫による材料削減

・耐久性改良による材料削減

・その他 参考情報


社会課題解決と技術開発の両立を考える上では、個々の材料から課題を解決するのではなく、“材料技術が何のために使われるか”という使う側の課題から考え、最適な材料やプロセスを検討していく、このような目的志向の考え方が大切になっています。


ネオテクノロジーは、特許情報から各企業の技術革新の最先端と研究開発の成果を探ります。技術者の目線で調査しお客様の課題解決のお手伝いをしています。ご要望等ございましたら、ご遠慮なくお知らせください。

ダイナミックマップ【樹脂材料による自動車軽量化】

樹脂材料は耐熱性向上に伴って、パワートレイン周辺に採用されるようになり車載部品への樹脂材料採用率が高まりつつあります。しかし、樹脂材料は鋼板に比べ軽量であるため、燃費向上に貢献できると同時に、衝突安全性や静粛性などに課題が残ります。これらの問題にどう対応しているのか、車載樹脂材料の軽量化への取り組みを最近の特許情報から俯瞰します。


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