人工知能とヘルスケア

人工知能(AI)の実用化が急速に進んでいます。AIはハードウェアの世界にはない超速な進歩で、新たなビジネス革新をもたらしています。最先端の情報テクノロジーを駆使して既存産業を脅かす情報企業の猛進が始まっています。

AIを始めとした情報技術の進展によって、日常的な健康状態の把握・管理や遠隔モニタリングが可能になり、今後はますます医療とヘルスケアが近づくと思われます。スマートフォン等のカメラ画像や通信技術を活用した生体情報検出と健康管理、常時モニタリングによる生活習慣の改善、高齢者の見守りなどが含まれます。ウエアラブル端末とバイオセンサを組合せることで新たなヘルスケア市場が生まれ、他産業からの新規参入が活発化し、病院や診療機関だけが医療の場ではなくなる可能性があります。

2011年1月1日以後、2016年8月31日までに発行された国内の公開特許・(再)公表特許 1,662件を調査し、378件を抽出しました。なお、実用新案は除きました。主として、に日常生活における健康の維持や増進を目的としたヘルスケアを対象としました(ビジネスにおいては、医療関連の法律や薬事法などの法律・規制に関わらない健康ビジネスのことをヘルスケアと呼んでいる場合もあるようです)。ヘルスケアを主としているので、専門医療に関わる技術はノイズ情報として除去しました。例えば