■主旨
ポスト5Gから6Gへ、テラヘルツ波を利用する超高速無線通信デバイス開発が活発化しています。そのキーマテリアルは遠赤外帯で光電子技術OEを融合する非線形光学材料です。導波路集積型デバイスに適し、フィルタや変調、波長変換などの非線形光学特性をもち、量子・周期性も設計可能な有機非線形光学材料に注目が集まっています。
本ダイナミックマップでは、従来の無機酸化物系の強誘電体材料では実現できなかったポスト5Gから6Gの超高速無線通信デバイス材料だけでなく、発光材料やIoTセンシング材料、ヘルスケア素材など、非線形光学材料として期待が集まる有機非線形光学材料の技術革新の動きを最近の特許情報から探ります。
光学的非線形特性を競う高分子材料の研究開発の動きと、企業や研究機関の取り組み、そこから読み取れる技術課題などを把握する材料軸と機能(応用)軸、二種類の技術分類を付与しています。技術と特許の両面からマップで探るダイナミックマップ「有機非線形光学材料」を、ぜひ、ご利用ください。
■調査対象技術
非線形光学を特徴とする高分子の材料技術から非線形光学高分子の用途技術まで、機能性高分子の非線形光学に着目した特許情報を抽出します。無機の非線形光学は含みません。
■調査対象特許情報
このダイナミックマップでは、研究開発対象の技術が陳腐化しない期間を過去5年程度と考え、2015年以降に出願し、2016年7月1日から2021年3月25日の間に発行された国内公開・表・再公表・先行再公表特許情報438件を調査、184件を抽出しました。
■技術と企業の全体像を俯瞰できるダイナミックマップ
本商品はダイナミックマップ形式の電子版の特許技術動向調査レポートです。技術分類と主要企業から、特許情報を閲覧していただくことができます。ダイナミックマップについてはこちらをご参照ください。
■WEB試読サービス
詳細についてお知りになりたい方は、WEB試読サービスをご利用ください。
有機非線形光学材料
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