洋風化とともに変わる意匠、暮らしの中で変わらぬ意匠から意匠の社会性、現代意匠への明治意匠の役割を見ます。
『近代日本の意匠図面 殖産興業から始まるデザイン』
意匠条例が施行された明治22年から明治32年に登録された現存している意匠図面636件を掲載しています。明治政府は、日本の伝統的な工芸品を輸出品として有望視し、輸出のための工芸品製造を奨励します。輸出復興、殖産興業に向けて意匠制度が始まりました。登録意匠図面から当時の工芸と産業の関わりが見えてきます。
第12巻 意匠の礎
¥33,000価格
2023年11月