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液浸冷却

近年新たに登場してきたのが液浸冷却(Immersion Cooling)です。

液浸冷却は、サーバー等に搭載されている基板を絶緑性のある不活性のある冷媒に直接浸漬されることにより冷却する方式であり、冷媒を循環される単相式と冷媒の気化熱により冷却する二相式があるが、どちらの方式も従来の空冷や液冷と比較した効率の良さから、冷却コストの削減が期待されています。

現在の推計では、データセンターにおいて消費される電力は全世界の消費電力のおよそ3%程度と言われており、そのかなりの割合が冷却に使われていることを考えると、地球温暖化を見据えた冷却効率の改善は喫緊の課題と言えます。

 

【調査対象技術】

本ガイドブックでは、国内外の液侵冷却に関する多数の特許情報を分析する事により、液侵冷却を今後開発する上での課題や技術動向を色々な角度から俯瞰することを目的としています。

液侵冷却は、設備そのものの設置面積(フットプリント)の少なさによる省スペース性と極めて低騒音であることから、データセンターやスーパーコンピュータだけでなく、その他の製品分野の冷却にも積極的に使われ始めようとしています。そこで従来から液冷と親和性の高い車載向け液侵冷却システムについても積極的に取り上げました。

 

■最新の特許情報を俯瞰するパテントガイドブック

技術テーマのプランニングや技術開発において、技術者自身が最新の特許情報を的確に把握することが求められています。しかし、膨大な特許情報の中から必要な情報を抽出するには困難が伴います。そこで、特定の技術テーマにフォーカスし、俯瞰しやすいレベルにまとめたのが本シリーズ「パテントガイドブック」です。

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液浸冷却

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